デジタル戦略の実現に向けてゼロトラストセキュリティを構築

 

パロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区 以下パロアルトネットワークス)は、この度、住友生命保険相互会社(所在地:大阪府大阪市 以下住友生命)によるパロアルトネットワークスの「Prisma® Access」の導入事例を公開いたしました。クラウド型セキュリティプラットフォームであるPrisma Accessは、恒久的なハイブリッドワークが標準となりつつある状況下で、ゼロトラストの概念に基づき場所を問わずハイブリッドワーカーの保護と、卓越したユーザーエクスペリエンスを業界最高クラスの統合型セキュリティで提供します。

導入に至った背景

「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング」を支える「WaaS(Well-being as a Service)」を積極的に展開する住友生命は全国約1,200の営業拠点に約4万名の従業員が勤務しています。同社では今日のビジネス環境の変化に伴い閉域ネットワークの外に存在する業務情報が増えたことで、従来の全国の営業拠点を閉域網で結ぶ大規模な境界防御モデルのネットワーク刷新が検討されていましたが、特にコロナ禍をきっかけに顕在化したピーク時間帯の回線逼迫への早急な対応が求められました。

そこで、トラフィックやユーザー数に応じて柔軟にネットワーク帯域の拡張を可能にする「スケーラビリティ」や大規模な閉域ネットワークの構築・維持費用を削減する「コストメリット」、また社内と社外の境界線があいまいになりつつあるネットワーク環境においても「強固なセキュリティ維持」の観点からゼロトラストセキュリティへの移行を推進することになりました。

既存システムとの親和性、継続的なセキュリティ機能の進化を重視して、Prisma Accessを導入

ゼロトラストセキュリティを実現するSASEソリューションの選定に際しては、要件としてネットワーク刷新による現場の混乱が起きないよう既存システムとの親和性が高く迅速に導入できること、そして高度化する脅威に対応するためにセキュリティ機能・サービスが継続的に進化するソリューション、の2点が挙げられました。複数ソリューションとの比較検討の結果、住友生命の要件を満たすPrisma Accessが選定・導入されました。

導入効果と今後の取り組み

導入作業は2022年1月から段階的に進められ2023年8月に支社を含む全社のネットワーク移行が完了し、現在ユーザーは自由にインターネットおよびクラウドサービスを利用できています。導入後、住友生命では当初抱えていた様々な課題解決に加え、社内の各部門で数多くの効果が実現され住友生命の経営にも大きく貢献しています。

  • デジタル戦略の推進
  • セキュリティレベルの維持・向上
  • コスト削減
  • 柔軟なスケーリング
  • ユーザーの利便性向上

住友生命保険相互会社 情報システム部 システムリスク管理室長 兼 リスク管理統括部 上席部長代理 鐘築泰則氏のコメント:

当社がこれまで利用していたログ相関分析サービス(SIEM)やWeb分離サービスを引き続き使えるよう、パロアルトネットワークスはベンダー各社との調整を進めて仕組みを構築してくれました。これまでと同じセキュリティレベルを維持できている点で満足しています。パロアルトネットワークスは脆弱性の対応についてもスピーディな対応、積極的な情報発信をしており信頼できるベンダーだと感じています。

デジタル戦略の推進に資するゼロトラストセキュリティの次世代ネットワークを構築した住友生命では、次世代CASBや次世代RBI(リモート ブラウザー アイソレーション)など継続的にリリースされるPrisma Accessの新機能の活用も視野に更なるセキュリティレベルの向上を目指しています。

パロアルトネットワークスはお客様の多様なニーズに応え強固なサイバーセキュリティを実現するため今後もお客様と共に取り組んで参ります。

 

導入事例の詳細はこちらをご確認ください。

 

パロアルトネットワークス株式会社について

パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのグローバルリーダーです。企業や組織が安心してテクノロジーを活用できるよう、サイバー脅威を克服するための技術革新に努め、世界中のあらゆる業界の何千ものお客様に、次世代サイバーセキュリティを提供しています。最高クラスのサイバーセキュリティプラットフォームとサービスは、業界をリードする脅威インテリジェンスに支えられ、最先端の自動化によって強化されています。ゼロトラストエンタープライズの実現に向けた製品の導入や、セキュリティインシデントの対応、ワールドクラスのパートナーエコシステムを通じたより良いセキュリティ成果の提供などにより、毎日をより安全なものにするための支援に取り組んでいます。それが、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティのパートナーとして選ばれる理由です。

 

パロアルトネットワークスでは、ミッションの実現に向けて最高の人材を集めることに尽力しており、Newsweek誌の「最も愛される職場」(2021年)、Comparably(職場文化モニタリングプラットフォーム)の「多様性に優れた企業」(2021年)、HRC(ヒューマンライツキャンペーン)の「LGBTQ平等のための最高の場所」(2022年)に選出されています。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jpをご覧ください。

 

※Palo Alto Networks、Palo Alto Networksロゴ、Prismaは米国およびその他の国・地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。また、本書またはその他のプレスリリース公式発表に記述されている未発売のサービス、および機能については、提供開始までご利用いただけません。当初の予定通りに提供開始されない場合や、提供されない場合もあります。パロアルトネットワークスの製品やサービスを購入する際は、既に提供されているサービスや機能をhttp://www.paloaltonetworks.jpよりご確認ください。

 

報道関係者からのお問い合わせ

パロアルトネットワークス株式会社
コーポレートコミュニケーション 松島 由起子
Email: ymatsushima@paloaltonetworks.com
パロアルトネットワークスPR事務局
共同ピーアール株式会社
Email: panw-pr@kyodo-pr.co.jp