ネットワークへの侵入を試みるすべての脅威を阻止するうえで、特効薬などないことを当社はよく理解しています。これが、当社がコマンドアンドコントロール(CnC)を介した多段型攻撃、二次ダウンロード、および攻撃者が制御する通信チャネルからのデータ流出の防御にも注力している理由です。
コンテンツベースの保護を使用してコマンドアンドコントロールの段階で攻撃を食い止めることで、攻撃者が目標を達成するために、感染したエンドポイントを制御して、組織内を横方向に移動することがないようにします。
CnCリサーチ
新しい脅威および攻撃ツールの出現に伴い、当社の脅威リサーチ チームは、コマンドアンドコントロール技術などの構成要素を調査し、これらをリバース エンジニアリングして、アウトバウンドCnC通信の悪意のある性質を特定する高品質のCnC保護機能を作成し、その変化の速さに対応する解決策を提供します。
手作業によるリサーチ後、最新の有害なドメイン、URLおよびIPアドレスに対するCnC保護機能は、WildFire™クラウドベース マルウェア分析を介してわずか5分で更新されます。これにより、組織が自動的に保護され、攻撃のコストが引き上げられます。
感染ホストの積極的な特定
当社は、悪意のあるDNSエントリへのアウトバウンド リクエストに対するシンクホール機能を提供することで、コマンドアンドコントロールに関するさらに一歩踏み進んだ保護を実現します。
悪意のあるドメインやIPアドレスへのアウトバウンド リクエストは、管理者が設定した内部IPアドレスにリダイレクトされ、それらのリクエストをネットワークから出られなくした後、リクエストを開始した感染マシンのレポートが提供され、インシデント対応チームがそのマシンに対してアクションを起こすことができます。