ケース スタディ

【東洋紡株式会社】セキュリティの「シンプル化」改革で さらなる企業成長を目指す東洋紡

セキュリティの「シンプル化」改革で さらなる企業成長を目指す東洋紡

運用コスト削減とインシデント早期解決の実現に向けて “自動化ファースト”のコンセプトを持つ「Cortex XSIAM」を導入

パロアルトネットワークスのセキュリティ統合プラットフォームを採用し、 セキュリティ体制を抜本的に改革

大手化学メーカーの東洋紡は、持続可能な成長とさらなる企業価値の向上に向けて経営改革を進めている。改革の推進には、IT環境の整備が欠かせない。 デジタル化の推進や、セキュリティをはじめとするITインフラの整備を担うのが同社のCDO(最高デジタル責任者)を務める矢吹 哲朗 氏だ。


概要

お客様

東洋紡株式会社

業種

化学製品製造業

従業員数

大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号 大阪梅田ツインタワーズ・サウス

業務内容

フィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、 機能繊維分野における各種製品の製造・ 加工・販売

連結従業員数

10,668名(2024年3月31日現在)


課題
    • セキュリティツールの利用過多により、 ツールごとの専任担当者・チームの存在 が必要になるなど、セキュリティ運用コス トが増大していた
    • データソースが複数のセキュリティツール に分散することで、セキュリティ脅威の検 出や対応時間が長期化する恐れがあった
要件
    • 複数のセキュリティツールの機能をカ バーした、機能網羅性の高いセキュリティ 統合プラットフォームであること
    • 高度化していく新たなセキュリティ脅威に 対応するため、継続的な機能進化・機能 統合を続けるセキュリティ統合プラット フォームであること
ソリューション
    • SOC製品の主要機能を搭載したセキュリ ティ統合プラットフォーム「Cortex XSIAM」により、セキュリティ運用のシンプ ル化を実現
    • 「自動化ファースト」のコンセプトに基づく セキュリティ運用の自動化・省力化によ り、セキュリティ運用コストの削減とインシ デントの早期検出・早期解決を目指す

課題

増え続けるセキュリティツールによりセキュリティ運用の複雑性とコストが増大

東洋紡株式会社は、2022年に創立140周年を迎えた大手化学メーカー。創業当初は綿紡績を中心とす る繊維メーカーだったが、現在は「フィルム」「ライフサイエンス」「環境・機能材」「機能繊維・商事」の4つの セグメントで、さまざまな分野の高機能素材や製品を開発・製造する企業へと変貌を遂げている。東洋紡本 体に加えて日本22社・海外31社(※2024年7月時点)のグループ企業で構成される東洋紡グループは、持続 可能な成長を実現するための「サステナブル・ビジョン2030」を掲げて経営改革を進めている真っ最中だ。

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