企業のクラウド投資が進む中、クラウド上の脅威をCortex® XSIAMの新機能により リアルタイムの特定と修復が可能に
世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業であるパロアルトネットワークス(本社:米国カリフォルニア州、以下パロアルトネットワークス)は、この度、セキュリティ運用センター(SOC)がクラウドを保護する上での新しいマイルストーンを発表しました。Cortex XSIAM for Cloudの一部である新しいイノベーションは、パロアルトネットワークスのCortex XSIAMプラットフォームを強化し、クラウドディテクション&レスポンス機能を1つの統合ソリューションでネイティブに提供します。今回の発表により、Cortex XSIAMは業界初のクラウド向けに最適化されたSOCプラットフォームになります。
現在、多くの組織が業務の大部分をクラウドで運用していますが、従来型のSOCセキュリティツールはクラウド向けに設計されていませんでした。パロアルトネットワークスの新しいイノベーションであるCortex XSIAM for Cloudは、クラウドセキュリティの運用機能を1つのプラットフォームにより提供することで、より優れたセキュリティの成果をより短時間で実現します。また、クラウドベースアプリケーション独自のアーキテクチャを組み込み、クラウドに関連する脅威固有の特性を認識し、SOC分析で必要なリアルタイムの監視およびレスポンス機能を備えています。
CortexおよびPrisma® Cloud製品担当シニアバイスプレジデント、ゴーネン・フィンク(Gonen Fink)のコメント:
Cortex XSIAMプラットフォームが進化し、クラウド ディテクション&レスポンス機能を統合したことは、当社がCortex XSIAMを開発した理由、すなわちAIと自動化によって包括的なセキュリティ運用プラットフォームを提供することを明確に示しています。このアプローチにより、データサイロが排除され、効率性を高め、セキュリティ運用チームの業務が最適化されます。Cortex XSIAM for Cloudは、統合型のセキュリティソリューションを1つのプラットフォームで提供し、より高速でより優れたセキュリティを実現するという我々のコミットメントを表しています。
新しいクラウド ディテクション&レスポンス機能の一部として、Cortex XSIAMは以下を提供します。
包括的なUIとワークフロー:Cortex XSIAMの同じエンタープライズセキュリティ向け統合プラットフォーム内で、SOCアナリストが新しいクラウドコマンドセンターを利用し、クラウドアセットを完全に可視化できるようになります。セキュリティチームは、可視化によって迅速にクラウド脅威を特定し、対応できるようになります。
拡張されたセキュリティエージェント:Cortex XDR Agentの拡張バージョンでは、Cortexの最高水準のランタイムセキュリティと脅威保護がPrisma® Cloudの強力な脆弱性およびセキュリティコンプライアンス管理機能によって補完され、完全なクラウド ディテクション&レスポンス ソリューションが提供されます。これらの新機能により、2つのエージェントが不要になるだけでなく、可視性を大幅に向上させながらセキュリティプログラム全体の展開と運用を合理化することができます。
Prisma Cloudとのネイティブ統合:Prisma Cloudとの新たな統合により、クラウドSOCを介して提供される機能がさらに強化されます。クラウドアセットに関するコンテキストとセキュリティポスチャの情報がより幅広く提供されることで、インシデントの詳細なグループ化と、より分かりやすいナビゲーションを実現します。
Enterprise Strategy Groupの上級サイバーセキュリティアナリスト、デイブ・グルーバー(Dave Gruber)のコメント:
当社の調査によると、SOCチームの89%がクラウドセキュリティ運用の重要な役割または全責任を担っています。しかし、現在のSOCツールの多くは、クラウド調査をサポートするために必要なレベルの可視性とコンテキストを提供できていません。Cortex XSIAM上にネイティブのクラウドセキュリティ運用機能を追加することでこのギャップが縮まり、クラウドチームとセキュリティチームがより緊密に連携してクラウドリソースに関連する攻撃を検出、理解、軽減することができます。
パロアルトネットワークス株式会社について
パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのグローバルリーダーです。企業や組織が安心してテクノロジーを活用できるよう、サイバー脅威を克服するための技術革新に努め、世界中のあらゆる業界の何千ものお客様に、次世代サイバーセキュリティを提供しています。最高クラスのサイバーセキュリティプラットフォームとサービスは、業界をリードする脅威インテリジェンスに支えられ、最先端の自動化によって強化されています。ゼロトラストエンタープライズの実現に向けた製品の導入や、セキュリティインシデントの対応、ワールドクラスのパートナーエコシステムを通じたより良いセキュリティ成果の提供などにより、毎日をより安全なものにするための支援に取り組んでいます。それが、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティのパートナーとして選ばれる理由です。
パロアルトネットワークスでは、ミッションの実現に向けて最高の人材を集めることに尽力しており、Newsweek誌の「最も愛される職場」(2021年)、Comparably(職場文化モニタリングプラットフォーム)の「多様性に優れた企業」(2021年)、HRC(ヒューマンライツキャンペーン)の「LGBTQ平等のための最高の場所」(2022年)に選出されています。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jpをご覧ください。
※Palo Alto Networks、Palo Alto NetworksロゴおよびCortex、Prismaは米国およびその他の国・地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。
※本プレスリリースはカリフォルニア州サンタクララ発、2024年4月11日発表の抄訳です。
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