~ 性能・安定性・採用実績を総合的に評価されたPA-5220の導入により 安定的なセキュリティ運用を実現 ~

 

パロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:アリイ・ヒロシ、以下パロアルトネットワークス)は、この度、国立大学法人群馬大学(本部所在地:群馬県前崎市、学長:石崎 泰樹)が、2022年4月に運用を開始した学内ネットワーク「群馬大学学術情報ネットワーク(GUNet)2022」を保護するパロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「PA-5220」を冗長構成で導入したことをお知らせします。

機械学習(ML)を活用した次世代ファイアウォール「PA-5220」は、一貫したパフォーマンスと詳細な可視性を継続的に実現し、安定的なセキュリティ運用をもたらします。

 

導入背景

1949年設立の北関東を代表する総合大学として約6,500人の学生と約2,500人の教職員が在籍する群馬大学の学内ネットワーク「群馬大学学術情報ネットワーク(GUNet)」は、県内の4キャンパスと幼稚園、小中学校、特別支援学校、病院などの大学附属施設を、データセンターを介して結び、日本全国の大学・研究機関をつなぐ学術情報基盤として国立情報学研究所(NII)が運用する学術情報ネットワーク「SINET」経由でインターネットと接続されています。GUNetは約6年ごとに更改されており、2022年4月のGUNet2022への更改では、高度な標的型攻撃によるラテラルムーブメント(ネットワーク内部の水平展開)を局所化するため、ネットワークのマイクロセグメンテーション化に取り組み、サブネットを部局より小さな研究室・部署等の単位で細分化しました。また、学内ネットワークのトラフィック増大への対応が課題となりセキュリティ製品の見直しに至りました。

 

性能・安定性・採用実績を総合的に評価

導入要件であるネットワークをマイクロセグメンテーション化しても、学内間・学内外の通信に遅延が発生しない性能を備えていることを念頭に、複数の導入候補を挙げてさまざまな角度から比較検討を行った結果、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「PA-5220」の導入が2020年末に決まりました。群馬大学 総合情報メディアセンター 講師 小川康一氏は導入の理由について次のように話しています。 

「マイクロセグメンテーションの環境でも安定した速度でネットワークを保護できる性能面の優位性を特に重視し、PA-5220の導入を決めました。パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール製品は、SINETを運営する国立情報学研究所をはじめとする国内の大学・研究機関で豊富な採用実績があり、GUNet2022の構築を応札したベンダーから推奨されたことも決め手になっています。」

 

導入後の効果と今後について

GUNet2022の運用開始とともに本番稼働を迎えたPA-5220は、すべてのセグメント間通信を監視・制御し、VPN機能も統合され、性能面でも、安定的かつ高速な通信環境を提供しています。また、ネットワークが冗長化されたGUNet2022に合わせPA-5220も2台が冗長構成で導入されています。

群馬大学 総合情報メディアセンター 技術専門職員 齋藤 貴英 氏は導入後の効果を、次のように述べています。

「最も大きな導入効果は、ネットワークセキュリティを安定して運用できている点です。PA-5220のアプリケーション識別機能(App-ID)によりリスクの高いアプリケーションの通信を検知・特定できており、DNS(ドメインネームシステム)セキュリティ機能によりDNSを悪用した攻撃もリアルタイムにブロックできています。これまでのところネットワークに影響を及ぼすようなセキュリティインシデントは発生していません。アラート監視などのネットワーク管理の負荷も軽減できています」

 

群馬大学が導入したPA-5220は、GUNet2022が次の更改時期を迎える2026年3月まで利用される予定で今後はPAシリーズに搭載されている次世代ファイアウォール専用OS「PAN-OS®」のバージョンアップに伴った新機能の利用も検討されています。

 

パロアルトネットワークスは11年連続でGartner®が発表したMagic Quadrant™ for Network Firewallsでリーダーとして評価されています。複雑な脅威の一歩先を行くソリューションと、あらゆる組織のさまざまなニーズに対応し、お客様から選ばれるセキュリティパートナーとして引き続き尽力して参ります。

 

導入事例の詳細はこちらをご確認ください。

 

パロアルトネットワークス株式会社について

パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのグローバルリーダーです。企業や組織が安心してテクノロジーを活用できるよう、サイバー脅威を克服するための技術革新に努め、世界中のあらゆる業界の何千ものお客様に、次世代サイバーセキュリティを提供しています。最高クラスのサイバーセキュリティプラットフォームとサービスは、業界をリードする脅威インテリジェンスに支えられ、最先端の自動化によって強化されています。ゼロトラストエンタープライズの実現に向けた製品の導入や、セキュリティインシデントの対応、ワールドクラスのパートナーエコシステムを通じたより良いセキュリティ成果の提供などにより、毎日をより安全なものにするための支援に取り組んでいます。それが、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティのパートナーとして選ばれる理由です。

 

パロアルトネットワークスでは、ミッションの実現に向けて最高の人材を集めることに尽力しており、Newsweek誌の「最も愛される職場」(2021年)、Comparably(職場文化モニタリングプラットフォーム)の「多様性に優れた企業」(2021年)、HRC(ヒューマンライツキャンペーン)の「LGBTQ平等のための最高の場所」(2022年)に選出されています。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jpをご覧ください。

 

※Palo Alto Networks、Palo Alto NetworksロゴおよびPAN-OSは米国およびその他の国・地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。また、本書またはその他のプレスリリース公式発表に記述されている未発売のサービス、および機能については、提供開始までご利用いただけません。当初の予定通りに提供開始されない場合や、提供されない場合もあります。パロアルトネットワークスの製品やサービスを購入する際は、既に提供されているサービスや機能をhttp://www.paloaltonetworks.jpよりご確認ください。

 

報道関係者からのお問い合わせ

パロアルトネットワークス株式会社
コーポレートコミュニケーション 松島 由起子
Email: ymatsushima@paloaltonetworks.com

 

パロアルトネットワークスPR事務局
共同ピーアール株式会社
Email: panw-pr@kyodo-pr.co.jp