Prisma® Accessのクラウド型セキュリティにより、米国防総省の業務遂行に必要不可欠な分散インフラの保護を可能に
世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業であるパロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:アリイ・ヒロシ、以下パロアルトネットワークス)は、同社のPrisma® Accessが米国防総省(DoD)のインパクトレベル5(IL5)の暫定認証(PA)を取得したことを発表しました。パロアルトネットワークスのPrisma® Accessにより、DoDの各機関をクラウド型セキュリティで保護し、ゼロトラスト戦略の遂行を支援し、同省の高度に分散化している業務遂行に必要不可欠なインフラストラクチャを保護できるようになりました。
パロアルトネットワークスのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高製品責任者であるリー・クラリッチ(Lee Klarich)は次のように述べています。「DoDでは、ネットワークのモダナイゼーションに伴いクラウドインフラの導入が進んでおり、ユーザーが任務を遂行するために、勤務場所に関係なくリソースへのゼロトラストアクセスを提供することが急務となっています。IL5 PA for Prisma Accessは、DoDにおける管理対象非機密情報(CUI)、指定されたミッションクリティカルな情報、および国家安全保障システム(NSS)情報への一貫した最高クラスのセキュリティと、最小特権アクセスを提供することができます。」
DoDが定義しているように、IL5はDoD機関にとって最高機密解除レベルの認証です。Prisma Accessが認証されたことで以下の機能が提供されます。
- すべてのアプリケーションとデータの保護:Webおよび非Webベースのトラフィック全体において、すべての特権データに安全にアクセスすることで、データ侵害のリスクを軽減します。
- 複数のユースケースに対応できる徹底したセキュリティ:Prisma Accessにより、各機関はゼロトラストアクセスを強制することができ、ユーザーは一元化されたサービスを通じて、認可されたクラウドアプリケーションやミッションデータを含め、あらゆるアプリケーションに安全かつ制限付きで接続できるようになります。
- 最適化されたユーザーエクスペリエンス:大規模な拡張が可能なサービスにより、国防総省情報ネットワーク(DoDIN)とその認定クラウドに直接接続し、業界をリードするSLAに裏付けられた超低遅延を可能にすることで、卓越したデジタルエクスペリエンスを提供します。
- 既存のセキュリティ投資効果の最大化:パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール(NGFW)を使用中の機関は、既存のセキュリティポリシーをPrisma Accessに適用し、使い慣れた一元管理システムでサービスを管理することができます。
DoD IL5 PAを取得したPrisma Accessは、DoDがインフラストラクチャをモダナイズし、ユーザー、デバイス、ネットワーク、およびアプリケーションに対して一貫したゼロトラストの成果を達成するよう支援します。さらにZTNA 2.0に対応したゼロトラストアーキテクチャを導入するために、DoDの厳格なゼロトラスト要件とガイドラインに応える、実証済みのソリューションを提供します。
Prisma Accessは、Prisma SASEのセキュリティサービスエッジ(SSE)コンポーネントです。Prisma SASEは、ネットワーキングとセキュリティを1つの製品に統合した、業界で最も完成度の高いセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)ソリューションです。クラウドに対応したDoD機関に向けて構築されたPrisma Accessは、複数のポイント製品を1つの統合サービスに集約することで、複雑さを軽減しながら組織の俊敏性を高めます。
パロアルトネットワークス株式会社について
パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティのグローバルリーダーです。企業や組織が安心してテクノロジーを活用できるよう、サイバー脅威を克服するための技術革新に努め、世界中のあらゆる業界の何千ものお客様に、次世代サイバーセキュリティを提供しています。最高クラスのサイバーセキュリティプラットフォームとサービスは、業界をリードする脅威インテリジェンスに支えられ、最先端の自動化によって強化されています。ゼロトラストエンタープライズの実現に向けた製品の導入や、セキュリティインシデントの対応、ワールドクラスのパートナーエコシステムを通じたより良いセキュリティ成果の提供などにより、毎日をより安全なものにするための支援に取り組んでいます。それが、パロアルトネットワークスがサイバーセキュリティのパートナーとして選ばれる理由です。
パロアルトネットワークスでは、ミッションの実現に向けて最高の人材を集めることに尽力しており、Newsweek誌の「最も愛される職場」(2021年)、Comparably(職場文化モニタリングプラットフォーム)の「多様性に優れた企業」(2021年)、HRC(ヒューマンライツキャンペーン)の「LGBTQ平等のための最高の場所」(2022年)に選出されています。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jpをご覧ください。
※Palo Alto Networks、Palo Alto NetworksロゴおよびPrismaは米国およびその他の国・地域におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。また、本書またはその他のプレスリリース公式発表に記述されている未発売のサービス、および機能については、提供開始までご利用いただけません。当初の予定通りに提供開始されない場合や、提供されない場合もあります。パロアルトネットワークスの製品やサービスを購入する際は、既に提供されているサービスや機能をhttp://www.paloaltonetworks.jpよりご確認ください。
※本プレスリリースはカリフォルニア州サンタクララ発、2023年4月12日発表の抄訳です。