~ 支店・拠点の変革を加速する新しい5G対応SD-WANアプライアンスと ネットワーク問題を自動修正する自律型デジタルエクスペリエンス管理(ADEM)機能を提供 ~

 

パロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:アリイ・ヒロシ、以下パロアルトネットワークス)は、本日、Prisma® AccessとPrisma SD-WANを統合した、ネットワークセキュリティ機能および次世代SD-WAN機能を備えたクラウド配信型サービスとして「Prisma SASE」を日本市場で提供開始することを発表します。

 

Prisma SASEにより、支店や拠点から自宅、外出先の間で流動的に業務が推進される現代のハイブリッドワーク環境下で、安全性や生産性を確保できるようになります。 パロアルトネットワークスは、グローバルで約2,500社のユーザー企業がSASE (Secure Access Service Edge)を利用するSASE業界のリーダーです。Prisma SASEでは、支店や拠点へのSASE導入を加速する5G対応の統合SD-WANや、場所を選ばずにネットワーク問題を自動修正する自律型デジタルエクスペリエンス管理機能など、さらなる機能強化を取り入れています。

 

パロアルトネットワークスが日本を含めた9ヵ国で実施した調査レポート「State of Hybrid Workforce Security 2021」によると、61%の組織や企業が在宅勤務支援に必要なセキュリティの確保に苦慮しており、ハイブリッドワーカーのセキュリティ、コネクティビティ (接続性)、生産性を向上させるSASEへのニーズは高まっています。

 

パロアルトネットワークスのファイアウォール・アズ・ア・プラットフォーム製品担当シニアバイスプレジデントであるアナンド・オズワル (Anand Oswal) は次のように述べています。

 

「ハイブリッドワークは今後も続くでしょう。企業は、リモート環境、モバイル環境、オフィスなど場所に関係なく、従業員がネットワーク上で使用するすべてのアプリケーションに安全にアクセスすることができるソリューションを必要としています。Prisma SASEは大規模な分散型クラウドサービスであり、業界で最も包括的なSASEソリューションです。優れたユーザーエクスペリエンスを提供するとともに、ハイブリッドワーク環境の拡張と保護を容易に実現します。」

 

■Prisma SASEの主な新機能:

  • 新しいバンドルSKUにより、SASEの採用を簡素化できます。Prisma SASEは、ZTNA (Zero Trust Network Access)からCloud SWG (Secure Web Gateway)、CASB (Cloud Access Security Broker)、FWaaS (Firewall as a Service)、SD-WANを、単一ソリューションに統合しています。

  • 新しい5G対応SD-WANアプライアンス (ION 1200) は、Prisma SASEソリューションの一部として、支店や拠点のネットワークに5G 対応のWANコネクティビティを提供します。キャリア冗長化のためのアクティブ/アクティブ5G WANインターフェイス (耐障害のために2つの通信事業者を同時利用する機能) を搭載します。

  • ServiceNow、Microsoft Teams、Zoomなどの新しいCloudBlades連携により、ハイブリッドワーカーのコネクティビティを向上させます。CloudBladesはAPI経由でさまざまなサードパーティのクラウドサービスをPrisma SASEソリューションと連携させるプラットフォームです。

  • SASEネイティブな(SASEに組み込まれた)自律型デジタルエクスペリエンス管理(ADEM)機能は、Prisma SD-WAN上のすべてのユーザーや拠点に対して、レスポンスの向上やトラブルシューティングといった新たなデジタルエクスペリエンスを提供します(2021年初旬にPrisma Accessのモバイルユーザープランで展開済み)。同機能では、クラウドインフラストラクチャのパフォーマンス、アプリケーションのパフォーマンス、ユーザートラフィックも可視化します。

  • 設定ワークフローを再構築した統合型クラウドセキュアWebゲートウェイ (SWG)は、ハイブリッドワーカーの要求に対応するため、事前定義された推奨事項と継続的評価 (アセスメント) を備えた、シンプルで定義しやすいWebセキュリティルールを提供します。

 

■パロアルトネットワークスのSASEリーダーシップ:

パロアルトネットワークスは、Forrester社の「The Forrester New Wave™: Zero Trust Network Access, Q3 2021」においてリーダーの1社として評価されています。また、Gartner社の2021年の「Gartner WANエッジインフラストラクチャについてのGartner Magic Quadrant®」においてもリーダーの1社として評価されています。

 

■提供開始時期

Prisma SASEおよびION 1200(5G対応版を除く)は、本日より日本市場で販売開始します。ION1200 5G対応版の日本市場での販売開始は2022年を予定しております。なお、Prisma AccessとPrisma SD-WANは、スタンドアロン製品として引き続き提供します。

 

Prisma SASEの詳細(英語)については、以下をご覧ください。

< https://www.paloaltonetworks.com/sase >

 

Source : Gartner, Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure, Jonathan Forest et al., 20 Sep 2021

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●パロアルトネットワークス株式会社について

パロアルトネットワークス(Palo Alto Networks)は、世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業として、各組織や従業員の業務を変革する技術により、クラウド中心の未来を創造しています。パロアルトネットワークスの使命は、日々のデジタル生活を守るサイバーセキュリティパートナーとしてお客様に選ばれることです。AI、分析、自動化、オーケストレーションの分野で最新の技術革新を提供することにより、世界で最も重要な課題であるセキュリティの確保を支援します。統合プラットフォームを提供し、パートナーとのエコシステムを強化することで、クラウドやネットワーク、デバイスを越えて数万の組織を最前線で防衛しています。日々がより安全で安定した世界になっていくことが、パロアルトネットワークスの掲げる理想です。詳しくはwww.paloaltonetworks.jp をご覧ください。

 

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