~ コンテナセキュリティとサーバーレスセキュリティの強化によりPrismaを拡張へ ~

 

(本リリースは2019年5月29日に米国で発表したニュースリリースの抄訳をベースにしています)

 

Palo Alto Networks (NYSE: PANW) は本日、クラウドセキュリティ製品群Prismaの拡張に向け、コンテナセキュリティのリーダーである米Twistlock社と、サーバーレスセキュリティのリーダーであるイスラエルのPureSec社の買収に関する契約を正式に締結したことを発表しました。

 

Palo Alto Networksは今回の買収を通じて、今まで以上にクラウドセキュリティ全体にわたる包括的なクラウドセキュリティスイートの提供を促進していきます。世界中で約9,000社が使用しているクラウドセキュリティ製品群Prismaは、環境に問わない一貫したアクセス制御やデータ保護、アプリケーション保護と、クラウド環境全体にわたる可視化を提供し、安全なクラウド移行を推進します。今後PrismaにTwistlockとPureSecの機能が追加されることで、攻撃ライフサイクル全体を通した現代のアプリケーションの保護において独自の地位を築くことになり、安全かつ信頼できる、拡張性の高いイノベーションを提供できるようになります。

 

コメント:
「本買収は、セキュリティ業界で最も完全なクラウドセキュリティサービスを提供するというPalo Alto Networksの取り組みの大きな一歩となるものです。業界をリードするこれらの企業の買収により、機能を拡張し、Prismaによるクラウドセキュリティ戦略を強化しつつ、Palo Alto Networksがお客様にサイバーセキュリティパートナーとして選ばれるために必要な能力が向上すると考えています。」
― Palo Alto Networks 会長兼CEO ニケシュ・アローラ

 

コンテナセキュリティのリーダー企業Twistlock社

 Palo Alto Networksは、今回の契約に基づき、現金約4億1000万ドルでTwistlockを買収します。コンテナセキュリティのリーダー企業であるTwistlock社は、クラウドネイティブなアプリケーションやワークロードの脆弱性調査、コンプライアンス管理、振る舞い監視を兼ね備えたソリューションを提供しています。同社のソリューションは、フォーチュン100の企業の4分の1以上を含む290社以上の顧客に利用されています。Twistlockの共同創設者である、ベン・バーンスタイン(Ben Bernstein)とディマ・ストペル(Dima Stopel)は、Palo Alto Networksに参画します。

 

コメント:
「クラウドネイティブなセキュリティプラットフォームに対するTwistlock社のビジョンと、Palo Alto Networksのクラウド戦略は自然に適合するものでした。私たちには同じような志を持ったチームがあり、お客様やパートナーのクラウド移行が加速することを期待しています。」
-Twistlock 共同創設者兼CEO ベン・バーンスタイン

 

■サーバーレスセキュリティのリーダー企業PureSec社

 PureSec社は、サーバーレスセキュリティのリーダー企業です。PureSecを導入することにより、安全かつ信頼性あるサーバーレスアプリケーションの構築および管理が可能になります。同社はサーバーレス機能に対する脆弱性管理やアクセス許可、ランタイム脅威を網羅するエンドツーエンドなセキュリティを提供しています。同社は2019年4月にガートナー社にCool Vendorとして選定されました。PureSec社の共同創設者であるシェイクド・ジン(Shaked Zin)、オリ・セガル(Ory Segal)、アヴィ・シュルマン(Avi Shulman)は、Palo Alto Networksに参画します。PureSec社の買収条件は非公開です。

 

コメント:
「PureSecのビジョンは、すべてのサーバーレスアプリケーションを常に最高レベルで確実に守ることです。Palo Alto Networksと協業することで、このビジョンを早急に具現化できるでしょう。弊社は今回の買収を大変喜ばしく光栄に思います。」
― PureSec 共同創設者兼CEO シェイクド・ジン

 

本買収は、規制当局の承認や、その他の慣習的な条件が満たされた後に、Palo Alto Networksの2019年度第4四半期に完了する予定です。


●Twistlock社について

Twistlockは、フォーチュン100の25%以上の企業に選ばれた、世界初の包括的なクラウドネイティブセキュリティプラットフォームであり、単一のプラットフォームでホストやコンテナ、サーバーレスを包括的にカバーします。Twistlock自体がクラウドネイティブでAPI対応しているため、基盤となるコンピューティング技術に関わらず、すべてのワークロードを保護します。

 

PureSec社について

PureSecは、サーバーレスアーキテクチャセキュリティにおけるリーダー企業であり、信頼性のあるサーバーレスアプリケーションの構築および管理を可能にします。PureSecのエンドツーエンド・サーバーレスセキュリティソリューションは、サーバーレスアーキテクチャ向けで業界初の最も包括的なセキュリティ保護を提供します。

 

●パロアルトネットワークスについて

Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)は、世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業として、各組織や従業員の業務を変革する技術により、クラウド中心の未来を創造しています。パロアルトネットワークスの使命は、日々のデジタル生活を守るサイバーセキュリティパートナーとしてお客様に選ばれることです。AI、分析、自動化、オーケストレーションの分野で最新の技術革新を提供することにより、世界で最も重要な課題であるセキュリティの確保を支援します。統合プラットフォームを提供し、パートナーとのエコシステムを強化することで、クラウドやネットワーク、デバイスを越えて数万の組織を最前線で防衛しています。日々がより安全で安定した世界になっていくことが、パロアルトネットワークスの掲げる理想です。詳しくはwww.paloaltonetworks.jp をご覧ください。

 

※Palo Alto Networks、Prisma、およびPalo Alto Networksのロゴは、米国におけるPalo Alto Networksの商標です。本リリースに記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。

 

 将来予想に関する記述

 本プレスリリースには、弊社経営陣の判断や仮定および現在入手している情報に基づいた「将来予想に関する記述」が含まれています。このような将来予想に関する記述には、TwistlockおよびPureSec買収の意向に関する記述、買収完了時期に関する見通し、TwistlockおよびPureSec買収による弊社、弊社の市場地位、および弊社顧客への期待利益、買収による弊社サービスに予想される影響、弊社の既存サービスおよび買収サービスが想定通りに動作するか否か、弊社の統合計画、ならびにTwistlockおよびPureSec経営陣の弊社への参画の見通しが含まれます。これらは、1995年米国民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバー」規定で定義される将来の見通しに関する記述に該当します。本プレスリリースの記述と実際の結果が著しく異なる可能性となりえる要因が次のように多数存在します:新製品およびサブスクリプションのリリースに伴うリスク;弊社の限定的な事業実績;弊社の急速な成長と経営に関連したリスク;TwistlockとPureSecの両社を問題なく統合し、他の企業、製品、技術を獲得し統合するための組織として弊社の能力;ソフトウェアのバグの発見など新しい製品やサブスクリプションおよびサポートサービスの提供に関連するリスク;新規顧客を獲得し維持する弊社の能力;新しいサブスクリプションサービスの開発やリリースの遅延、または新しい製品やサブスクリプションならびに既存の製品、サブスクリプションおよびサポートサービスの提供をタイムリーに開発できない、または市場で受け入れられないこと;ネットワークセキュリティ製品やサブスクリプション、サポートサービスの市場における急速な技術開発の変化;販売サイクルの期間;市場全般、政治的、経済的、ビジネスに関する条件。2019年2月27日に米国証券取引委員会 (SEC) へ提出されたForm 10-Q内の弊社四半期報告書における「リスク要因 (Risk Factors)」および「経営陣の討論ならびに財務状況および事業実績の分析 (Management's Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations)」と題される項目に、その他のリスクや不確実性が含まれています。本報告書は弊社ウェブサイト (investors.paloaltonetworks.com) およびSECウェブサイト (www.sec.gov) で参照可能です。弊社が随時SECへ提出する他の書類にも追加情報が記載されます。本プレスリリースのすべての将来予想に関する記述は弊社が本日現在入手している情報に基づいており、Palo Alto Networks は将来予想に関する記述について、作成日以降に発生した事象や発見した状況を反映するよう更新する義務を負うものではありません。Palo Alto Networksは、今後新たな情報が入手できた場合であっても作成日以降に発生した事象や状況を反映するよう更新したり、将来予想に関する記述で予測されるものと実際の結果が大きく異なった理由を更新したりする義務を負うものではありません。

 

【お客様向けのお問い合わせ先】
パロアルトネットワークス株式会社
Tel: 03-3511-4050  Email: infojapan@paloaltonetworks.com

 

【報道関係者向けのお問い合わせ先】
パロアルトネットワークスPR事務局 株式会社アクティオ
Tel: 03-5771-6426  Email: paloalto-pr@actioinc.jp