Cortex XDR vs. Microsoft Defender XDR

Microsoft Defender XDRはMicrosoft系システムの保護には有効かもしれませんが、同社製品の閉じたエコシステムの外で活動する脅威アクターへの防御、検出、レスポンスでは弱点を露呈します。

最新の脅威を阻止するにはCortex XDRを

Microsoft Defender XDRの脅威検出率の低さ、サイロ化したデータ統合、複雑なライセンス体系はXDR機能が断片的であることの表れであり、標準的な脅威と高度な脅威に対して十分な防御を提供できません。 これに対して、Cortex XDRは直感的に利用できる単一の製品にMicrosoft Defender XDRと同じ機能を統合しています。Cortex XDRの主な特徴は以下の通りです。
「Turla」を模倣した攻撃シナリオを用いた2023年のMITRE Engenuity ATT&CK Evaluations (ATT&CK評価)で、Cortex XDR®はMicrosoftを含む全XDRベンダーを上回る成績を収めました。


2023年MITRE ATT&CK評価でCortex XDRはMicrosoft Defender XDRを上回る成績を収めました。

Cortex XDRがテストでMicrosoftを上回った要因

昨今の国家の支援を受けた攻撃を効果的に防ぐために求められる可視性と検出能力に関する高度な要件を、Microsoft Defender XDRでは満たせません。2023 MITRE ATT&CK Evaluations(Turala)の評価テストでは、ロシア連邦保安庁が用いるネットワーク インプラントとバックドアに対するEDR製品の能力が試されました。その結果、Cortex XDRの分析検出率は100%でしたが、Microsoftは78.3%でした。言い換えれば、Cortex XDRが全サブステップで検出に成功したのに対し、Microsoftは試験対象のサブステップの21.7%でエンドポイント検出に失敗していることを意味します。

昨今の脅威アクターが侵害後のネットワークを侵攻するスピードは上昇し続けています。特定の脅威を検出するためにXDRソリューションの設定変更を行う時間的余裕はほとんどありません。Microsoftの検出率78.3%という結果には設定変更を伴う検出が39件含まれますが、Cortex XDRは設定変更なしで検出率100%を達成しました。この成績を支えているのは、以下の特徴です。

  • WildFire® マルウェア防御サービスとの統合を通じて、クラウド上の分析環境で未知の脅威を検出。
  • 1,000以上の振る舞い属性を追跡してプロファイリングを行う、振る舞い分析機能の活用。
  • 振る舞い分析機能、フォレンジック機能、ネットワーク可視化機能をCortex XDRに統合済み。

Cortex XDRでは、迅速な調査とレスポンスのために複数のデータソースを単一のUIコンソールに統合します。

大企業向けには不適: Microsoft Defender XDRはサードパーティ統合が困難

Microsoft Defenderは、Microsoft製品から取得したデータ、インシデント、アラートの統合、関連付け、結合を必要とする組織にとっては優れた製品です。しかしながら、ファイアウォール、Webサーバ ログ、クラウド ログ、IAM製品から取得したデータをMicrosoft XDR Defender上で完全に統合するために、Microsoft Sentinelの購入を顧客に推奨しています。365、E5、E5 Security、E5 Mobility + Securityといった同社のライセンスはいずれもMicrosoft Sentinelを含みません。

その上、Microsoft Defender XDRはDuoやOktaなどの一般的なIDプラットフォームからの全IDデータ ソースの取り込みや、ネットワーク ファブリック データの取り込みに制約があります。そのため、製品を追加で購入して設定する必要があります。

これに対し、Cortex XDRエージェントは完全なXDR機能を標準搭載しています。macOS、Linux、レガシーWindows上での機能に制限があるMicrosoft製品とは対照的に、Windows、macOS、Linux、Chrome OS、Androidシステムのエンドポイントに加えて、プライベート クラウド環境、パブリック クラウド環境、ハイブリッド クラウド環境、マルチクラウド環境のエンドポイントを包括的に保護できます。この特徴を利用して以下の処理を行うことで、成長を続けるニーズに合わせたよりオープンかつ柔軟なサードパーティ統合を可能にします。

  • 多数のソースからsyslogやHTTPなどの標準フォーマットでデータを取得し、対応付けを行ってから利用。
  • あらゆるソースから取得したデータを自動で結合してアラートの根本原因と時系列を解明することで、脅威を迅速に特定して阻止。
  • このデータを基に、XDRアラートをインシデントの一部として生成することで、組織全体を迅速に可視化。

Cortex XDRは、脅威に関して統一ビューを提供する単一のソリューションです。一方、Microsoft Defender XDRでは、複数の製品を購入して展開し、複数のユーザー コンソールを管理しなければなりません。

脅威に関する統一ビュー

Cortex XDRと同等の充実した機能をMicrosoft Defender XDRで獲得するには、様々な製品と管理コンソールを使用しなければなりません。Microsoft Defender XDR単体では多様なOSに対応できないからです。そのため、サイロ化した製品を複数利用することになりますが、製品別のコンソールとダッシュボードを操作する必要があり、調査時間と管理負荷が悪化します。

Cortex XDRはインシデントとアラートの検出、レスポンス、整理を一画面で行える統合プラットフォームによってSecOpsを合理化します。Webベースの自動化されたコンソールを用いて脅威防御、インシデントの特定と検出、調査の円滑化をSOCアナリストが一元的・効率的に行えます。また、パートナーシップと専用接続モジュールを必要としない脆弱性管理機能とアイデンティティ分析機能も搭載しています。まとめると、Cortex XDRには以下のメリットがあります。

  • アラートとインシデントの関連付けを一画面で行える、検出&レスポンス用のWebベース コンソール。
  • Host Insightsアドオン モジュールを用いて脆弱性評価、アプリケーションとシステムの可視化、機械学習、索敵せん滅を連携させることで、全エンドポイントにまたがる脅威分析を支援。

Cortex XDRとMicrosoft Defender XDRの比較

製品Microsoft Defender XDRCortex XDR
優れた検出と可視性

可視性の不足と検出漏れ

  • 2023 MITRE Engenuity Evaluationsで苦戦。分析検出率は78.3%で、39サブステップの検出で設定変更を必要としました。

分析に基づく検出によって成果を向上

  • MITRE ATT&CK® Evaluationsで100%の脅威防御を3年連続で達成。2023 MITRE Engenuity Evaluationsで検出率100%を達成。AV-ComparativesのEPRテストで100%の総合アクティブ防御を達成。

  • データ サポートの不足により、検出機能が制限され、調査とレスポンスに必要な可視化が最小限になります。

  • エンドポイント、ネットワーク、クラウド、サードパーティ データをカバーする広範なデータ収集とAIを活用したデータ分析により、検出と可視性をさらに強化します。
企業全体の保護

エコシステム全体をサポートできない

  • サードパーティ テレメトリを取り込み、UEBA/UBAをXDRプラットフォームに統合する機能が欠けています。

盲点の排除

  • 企業全体で知見とアラートをシームレスに統合します。エンドポイント データだけでなく、サードパーティ データ ソース、IDプロバイダ、クラウド環境もカバー可能です。

  • ID保護はAzureとActive Directoryに制限されています。

  • あらゆるエンドポイントに対応。Windows、macOS、Linuxの管理対象エンドポイントと管理対象外エンドポイントをサポートします。

  • Linuxマシン、Windows 7および8、macOSに対するエクスプロイト プロテクションと動作保護がなく、保護対象にギャップが生じます。
  • インシデント レスポンスはWindowsエンドポイントのみが対象で、自動化されていません。
脅威の統一ビュー

管理するツールが多すぎる

  • サイロ化した複数のMicrosoft製品を購入、導入、管理する必要があります。

1つのコンソールですべてを管理

  • 単一コンソールが提供する統一ビューによる管理の簡素化を実現。インテリジェントなアラートのグループ化とインシデント評価によって、調査時間を88%短縮します。

  • 多様なコンソール間の切り替えによって、管理が非常に複雑になり、SOCの効率が低下します。

  • イベントの自動的な相関付けにより、アナリストがインシデントの全容を把握して手作業を減らせます。
  • 脅威防御と検出コンソールが統合されていないため、アラートのトリアージと調査時間が増大します。また、複数の検出キューが表示されるため管理が負担になります。

  • ユーザー固有のニーズを満たす形で検出ルールとダッシュボードを簡単にカスタマイズ可能。
ニーズへの適合

複雑かつ高コストであり、保護範囲が制限される

  • Microsoftのシステム、サービス、ソリューションに強く依存しており、Microsoft以外のテクノロジ間の統合は後回しにされています。

お客様に最適なソリューション

  • 複数のクラウドとオペレーティング システムから、実質的にあらゆるsyslog、イベント ログ、Filebeat、ソースからデータを全社的に収集できます。
  • 包括的なXDR機能を実現するには、追加アドオンのライセンスを取得し、投資額を増やす必要があります。複雑なパッケージ オプションとさまざまなアドオンは、極めて高コストです。
  • すぐに使用できるフルXDR機能を備えているため、想定外の料金やアドオンの追加は発生しません。

Cortexの能力を実際にお確かめください。

MITRE ATT&CK評価でCortex XDRはMicrosoft Defender XDRよりも一貫して高い成績を収めました

2023 MITRE ATT&CK評価では、Microsoftが検出できた脅威のうち、最高レベルの情報を提供できたのは67.8パーセントだけです(手法レベルの検出)。残りの脅威については、まったく検出できないか、攻撃アクションに関する詳細な情報を提供できませんでした。

Cortex XDRは2年続けて100%の脅威を防御し、攻撃ステップを100%検出しました。しかも、検出結果の99.3パーセントは攻撃ステップについて最も詳細な情報を提供する「手法レベルの検出」です。そのため、アナリストがより迅速かつ的確にイベントにレスポンスできます。

さらなる証拠が必要ですか?

以下の資料をお確かめください。エンドポイント セキュリティとSOCの生産性を左右する問題ですので、迅速な決断を。

Cortex XDRのパーソナル デモの申込み

アラートを削減してエンドツーエンドの自動化を導入し、もっとスマートなセキュリティ運用を実現する方法を探りましょう。

Cortex XDRのパーソナル デモの申込み

Cortex XDRのパーソナル デモの申込み

アラートを削減してエンドツーエンドの自動化を導入し、もっとスマートなセキュリティ運用を実現する方法を探りましょう。
Cortex XDRのデモを予約:
このフォームを送信すると、お客様は弊社の利用規約に同意したものとみなされます。 プライバシー ポリシーをご確認ください。