(本リリースは 2020 年 2月5 日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています)

 

世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業である米Palo Alto Networks® (NYSE: PANW) は本日、クラウド環境での開発において、テンプレートの脆弱性が重大なセキュリティリスクを生み出すことを示す最新のクラウド脅威レポートを発表します。

 

Palo Alto Networksの脅威インテリジェンスチームUnit 42が作成した「クラウド脅威レポート 2020年春 (日本語版はこちら) 」では、クラウドの設定ミスが頻発する理由を明らかにしています。今日、クラウドインフラ構築の自動化にはIaC (Infrastructure as Code) テンプレートを利用することが多いですが、そこで適切なセキュリティツールとプロセスが利用されず、これらのテンプレートがさまざまな脆弱性で細工されるケースが増えてきています。

 

■主な調査結果

  • リスクをはらんだ199,000を超えるIaCテンプレートが存在:今回の調査で、重大度が中程度から高程度の脆弱性を含んだクラウドのIaCテンプレートが199,000を超えて存在することを特定しました。Unit 42による2019年の調査で、クラウドインシデントの65%が単純な設定ミスによるものであると判明しており、今回の調査結果により、クラウドの設定ミスはテンプレートの利用によることが示唆されています。

  • クラウド上のデータベースの43%が非暗号化:データの暗号化は、攻撃者に情報を読み取られることを防ぐだけではなく、HIPAAなどのコンプライアンス基準の要求事項でもありますが、十分に満たされていません。

  • クラウドストレージサービスの60%でログ記録が無効化:2017年の米国投票者データベースの漏えいや同年のNCF (National Credit Federation) の情報漏えいのような、クラウドインシデント被害の全容解明を試みるには、ストレージのログ記録が重要です。

  • サイバー犯罪グループは、不正仮想通貨採掘にクラウドを利用:Rockeや8220 Mining Group、Pachaなど、中国と関係があるとみられる犯罪グループは、仮想通貨採掘のためにクラウドリソースを搾取しています。犯罪グループは公的または独自の仕組み(マイニングプール)で、仮想通貨モネロ(Monero)を採掘していると思われます。

 

本レポートは、Unit 42のクラウドリサーチチームにより、公開情報とパロアルトネットワークスが独自に収集した情報を元に作成されています。

 

 

本調査は、IaCによりセキュリティ標準を体系的な方法で適用できるにも関わらず、十分に活用されていない現状を、示しています。Palo Alto Networksのパブリッククラウド担当最高セキュリティ責任者であるマシュー・チオディ(Matthew Chiodi)は次のように述べています。

「たった1つ設定ミスにより、クラウド環境全体が危険にさらされます。弊社は、危険になりうる設定ミスを199,000件発見しました。一方で、本来IaCは、ソフトウェア開発プロセスの早期段階でセキュリティを取り入れられたり、クラウドのインフラ構成にセキュリティを組み込めたりなど、セキュリティチームに多くの恩恵をもたらします。」

 

『Unit 42クラウド脅威レポート 2020年春』では、引き続き、クラウド環境におけるセキュリティリスクの増加を警鐘しています。パロアルトネットワークスは、Prisma Cloudにより、あらゆるクラウド環境における開発ライフサイクル全体を通した、クラウドネイティブで包括的なアプリケーション向けセキュリティを提供します。

 

Prisma Cloudは、可視性、ガバナンスとコンプライアンス、コンピューティングセキュリティ、ネットワーク保護、IDセキュリティなど、すべての主要分野で業界最高の機能を提供する、唯一のクラウドネイティブセキュリティプラットフォームです。

 

■Palo Alto Networksについて

Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)は、世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業として、各組織や従業員の業務を変革する技術により、クラウド中心の未来を創造しています。パロアルトネットワークスの使命は、日々のデジタル生活を守るサイバーセキュリティパートナーとしてお客様に選ばれることです。AI、分析、自動化、オーケストレーションの分野で最新の技術革新を提供することにより、世界で最も重要な課題であるセキュリティの確保を支援します。統合プラットフォームを提供し、パートナーとのエコシステムを強化することで、クラウドやネットワーク、デバイスを越えて数万の組織を最前線で防衛しています。日々がより安全で安定した世界になっていくことが、パロアルトネットワークスの掲げる理想です。

詳しくは< http://www.paloaltonetworks.jp >をご覧ください。 

 

■Unit 42について

Unit 42は、世界中の企業や政府機関に頻繁に協力を求められているパロアルトネットワークスのグローバルな脅威インテリジェンスチームおよびサイバー脅威の第一人者です。弊社のアナリストは未知の脅威の調査と収集だけでなくコード分析を使用してマルウェアの完全なリバースエンジニアリングも行う専門家です。専門知識を活用して、サイバー攻撃者が組織侵害のために実行するツール、技術、手順に関する洞察を提供し、高水準かつ綿密な研究に取り組んでいます。Unit 42は、可能な限りコンテキストを提供することで、攻撃の仕組みと実行者、および理由を解説することを目標にしており、ひいては世界中の防御者が脅威を可視化し、企業の攻撃に対する防御をより強化することを目指しています。

 

※Palo Alto Networks、Palo Alto Networksロゴは米国およびその他の国におけるPalo Alto Networksの登録商標です。本リリースに記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。

 

●本件に関するお問い合わせ先

【お客様向けのお問い合わせ先】

パロアルトネットワークス株式会社

Tel: 03-3511-4050 Email: infojapan@paloaltonetworks.com

 

【報道関係者向けのお問い合わせ先】

パロアルトネットワークスPR事務局 株式会社アクティオ

Tel: 03-5771-6426 Email: paloalto-pr@actioinc.jp