~ 包括的かつ必要な機能を網羅したクラウドセキュリティスイートにより、安全なクラウド活用を促進 ~

(本リリースは2019年5月29日に米国で発表したニュースリリースの抄訳をベースにしています)

 

Palo Alto Networks(NYSE:PANW)は、組織や企業の安全なデジタルライフを実現するクラウドセキュリティ製品群「Prisma™」を発表しました。現在、今まで以上にシンプルかつ安全で、必要な機能を網羅したクラウドセキュリティが求められる中で、Prismaはクラウドセキュリティの新しい基準をつくり、アクセスやデータ保護、アプリケーションセキュリティの簡素化により、クラウド活用を変革します。

 

Prismaは、これまで個別に提供されていたPalo Alto Networksの各クラウドセキュリティ製品をベースにしており、今後、セキュリティスイートとしてのPrismaでのみ利用可能な機能も提供されます。Palo Alto Networksの各クラウド関連製品の導入企業は世界で約9000社に上り、短期間で世界最大規模のクラウドセキュリティビジネスを生み出しています。

 

米Palo Alto Networks  最高製品責任者であるリー・クラリッチ(Lee Klarich)は次のように述べています。

「クラウドセキュリティに対するPalo Alto Networksのアプローチは、クラウド特有のニーズをくみ取りながら最善のセキュリティを提供することを目的としています。それは、クラウド環境全体にわたって完全な可視化と最適なコンフィグレーションを提供し、導入してすぐに強力なセキュリティ体制を確立でき、一貫した防御を実現することです。Prismaによって、遠隔拠点とモバイルユーザーをセキュアにクラウドへ接続し、SaaSアプリの使用を積極的に促すとともに、クラウドアプリの迅速な開発や導入ができるようになります。」

 

■Prismaの主要構成機能

 

Prismaは一貫したアクセスの管理、データの保護、安全なアプリケーション利用に必要な機能を提供する、4つの製品で構成されます。

 

  • Prisma Access[1]:あらゆる場所の遠隔拠点やモバイルユーザーのクラウドへの安全なアクセスを、拡張性の高いクラウドネイティブなアーキテクチャにより、エンタープライズレベルのセキュリティと世界規模で拡張可能なネットワークを融合することで実現します。今後GCP (Google Cloud Platform) 上で展開予定であり、100以上の地域にサービスが拡張され、従来よりも高速かつローカライズされたサービスを提供します。また、効率化されたクラウド管理ユーザーインターフェースにアクセスすることで、各拠点やユーザーへの迅速な導入も可能にします。Prisma Accessには、通信事業者向けに設計された機能も含まれており、加入者に対するセキュアなアウトバウンドインターネット接続を迅速にプロビジョニングできます。

  • Prisma Public Cloud[2]: 複数のパブリッククラウド環境を横断して継続的な可視化、セキュリティ、コンプライアンス監視を提供します。機械学習を利用してデータを相互に関連付け、クラウド環境全体のリスクを評価します。セキュリティの開発プロセスの初期段階にテストを移す「シフトレフト」アプローチにより、開発サイクルの初期段階における攻撃面を減少させます。IaC (Infrastructure-as-Code) テンプレートの脆弱性を検出し、不適切な設定を修正する機能により、開発者は俊敏性を損なわずにリスクを軽減できます。

  • Prisma SaaS[3]: SaaSアプリの安全な利用を促進するマルチモードのCASBサービスです。リスクの発見、適応型アクセス制御、データ損失の防止、コンプライアンス強化、データガバナンス、ユーザー行動の監視、高度な脅威防御といった先進的な機能を提供します。従来製品の統合により承認、非承認に関わらずSaaSアプリ全体で統一された可視化と管理機能を提供し、管理業務効率を向上させます。

  • VM-Series: Amazon Web Services(AWS®)やGCP、Microsoft Azure®、Oracle Cloud®、Alibaba Cloud®、VMware NSX®などのパブリッククラウドやプライベートクラウドに導入可能なPalo Alto Networksの仮想化次世代ファイアウォールです。VM-Seriesは、IaCの自動化により拡張することで、導入や設定の複雑性を軽減させます。
     

[1] Prisma Accessは、従来提供していたGlobalProtect cloud serviceの新たな名称です。

[2] Prisma Public Cloudは、従来提供していたEvident / RedLockを統合した製品です。

[3] Prisma SaaSは、従来提供していたApertureとGlobalProtect cloud serviceの一部の機能を統合した製品です。

 

Prisma Access、Prisma Public Cloud、Prisma SaaSおよびVM-Series はすべて提供開始しています。詳細はhttps://www.paloaltonetworks.com/prisma (英語)をご覧ください。

 

※日本市場における各クラウドセキュリティ製品のPrismaへの移行は、今後順次展開していきます。

 

■パロアルトネットワークスについて

 

Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)は、世界的なサイバーセキュリティのリーダー企業として、各組織や従業員の業務を変革する技術により、クラウド中心の未来を創造しています。パロアルトネットワークスの使命は、日々のデジタル生活を守るサイバーセキュリティパートナーとしてお客様に選ばれることです。AI、分析、自動化、オーケストレーションの分野で最新の技術革新を提供することにより、世界で最も重要な課題であるセキュリティの確保を支援します。統合プラットフォームを提供し、パートナーとのエコシステムを強化することで、クラウドやネットワーク、デバイスを越えて数万の組織を最前線で防衛しています。日々がより安全で安定した世界になっていくことが、パロアルトネットワークスの掲げる理想です。詳しくはwww.paloaltonetworks.jp をご覧ください。

 

Palo Alto Networks、Palo Alto Networksロゴ、Prisma、RedLock、GlobalProtect、Apertureは米国およびその他の国におけるPalo Alto Networksの登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、それぞれの各社の登録商標または商標です。

 

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